■1938年から910輌が製造された8t積み有蓋緩急車のワフ25000形は、戦時設計の影響を受けたデッキの無い車体を持っていましたが、1960年から844輌がワフ29500形に準じた近代化改造を受け、形式もワフ35000に変更されました。台車は2段リンク式となり、後に車軸発電機と蓄電池も増設されました。ワフ29500とは若干異なる窓配置、無骨なデッキ妻板等に特徴がありました。
ステップ部分と手すりは白色塗装を施し、黒い車体に程よいアクセントとなっています。また、車番と所属標記以外のインレタは貼り付け済みの上、つやを押さえたクリアでコーティングしています。
石油ストーブ仕様では、車端部と運用表板に白線が入っているのが特徴です。
★2021年4月、弊社在庫分ご好評のうち完売いたしました、誠にありがとうございます。