■元は1944年に石原産業が中国海南島での燐鉱石運搬用として日本車輌に発注したC型テンダー機で、戦後これを南海高野線での客車牽引用として転用、このうちC10001とC10002が片上鉄道に譲渡され、1949年に水タンクの取り付け、台枠延長後に石炭庫の増設、2軸従台車の取付が行われて60t級のCタンク機に生まれ変わり、C13形となりました。
8620形の流れを汲むスタイルを持ちながら戦時設計ゆえの工作精度の問題もあり、1966年に廃車となりました。動輪径こそ小さいものの、全長は国鉄C11に迫るほどの立派な車体を誇ります。モデルはキャブ拡大、デフ撤去などの再改装が行われる以前の初期仕様となる予定です。
★弊社在庫分ご好評のうち完売いたしました。ありがとうございます。