■160形は日本で最初の鉄道開業に際してイギリスから輸入された機関車の5形式10輌の中の1形式で、シャープ・スチュアート製の蒸気機関車です。1871年(明治4年)に4輌が輸入され、高い評価を受けたこの機関車は、1874年(明治7年)にさらに2輌が各部の改良の後に輸入されました。今回は明治4年に輸入された原型タイプを製品化いたします。
輸入当初2~5番と付番され、そのうち2番、5番が鉄道開業記念式典で日本初のお召し列車を牽引、明治天皇のほか鉄道頭井上勝をはじめ、三条実美、西郷隆盛、大隈重信、板垣退助、井上馨、勝安房らそうそうたる面々が乗車しました。
原形タイプは運転室の前後の壁が無く開放的な形状で、スチームドームやランボード上の工具箱が無くすっきりした印象が特徴です。
※製品化協力IORI工房
★ご好評のうち完売いたしました。ありがとうございます。(2022年8月31日記)