■明治末に北海道の各炭鉱から産出される石炭輸送のためオテセ9500形が製造されました。まもなく6tの増トンかさ上げ改造によって30t積のオテセ11000形と改称され、昭和3年の形式称号改正により再度形式変更されてセキ1形となりました。
セキ1~526と500輌以上が在籍し、セキ600・1000などと運炭列車の主力として使用されました。昭和30年代以降、国鉄線上からは急速に数を減らしてゆきましたが、100輌あまりが炭鉱鉄道会社に払い下げられ、昭和40年中頃まで使用されました。
前期車と後期車により側板の補強リブ形状が異なり、更に増トン改造時に追加された補強の違い等により多くのバリエーションが存在しました。
typeCは側板の縦補強アングルが上部まで通しで取付、妻板は継目無しの1枚板に交換され一見セキ600のようですが、側板のかさ上げされた継ぎ目、低い位置の端梁がまぎれもないセキ1です。
※標記類は車番、所属標記(国鉄、鉄道省等)以外は印刷済となります。
※製品化協力 鉄道模型店FAB
★2019年12月弊社在庫分ご好評のうち完売いたしました、誠にありがとうございます。
本製品は塗装済完成品です。