■信越本線 横川~軽井沢間の碓氷峠使用されていた2軸暖房車です。その原型は歯車緩急車「ピフ」で、やはり同区間専用の特殊な専用車でした。
車体部は大変風変わりな形態で、中央は暖房用ボイラーが露出し、その両サイドには水タンクが見えます。ボイラーの片側を覆うように木造有蓋車のような車体がかぶさり、更に屋根には煙突までがついています。実車はヌ200に置き換えられましたが、ED42との共演も見られたようです。
製品は真鍮とリン青銅を使い分けた構成で、ひとつずつハンダで組上げて完成させたものです。車体本体部分はぶどう1号に、屋根は濃いグレーを、下回りと水タンクそしてボイラー部分は黒で塗り分けられています。細かい標記類は車番を除いてインレタが貼り付け済でさらにクリアーでコーティングされています。
★商品出荷いたしました。只今好評発売中です。(2024年6月29日記)
※画像はキットを組み立てたサンプル品です。