■ニワトリやアヒルなどの家禽(かきん)類を効率よく輸送するため鳥籠を乗せる棚を内部に設置した貨車です。パ100は1934年からワ21000有蓋車の改造によって15両が誕生し、1959年まで在籍していたようです。家畜車や豚積車と同様に透かし張りの車体に加え、金網状の引戸が2つ並んだ側面が大きな特徴です。
製品化されること自体あまりなかった家禽車をこの度16番の貨車完成品シリーズに加えることにいたしました。今回非常に細かい網部分もキットと同じ0.2mm洋白板を使うことで実車のネット部分を見事に再現いたしました。塗装も網目部を詰まらせることの無いよう細心の注意で組み立てております。下回りは3点支持の構造でカーブ通過にも効果的です。
今回貼りづらいインレタも全て転写しクリアーラッカーで固着してあります。番号は最後まで残っていたとされるパ114のナンバーとし、「静」の管理局表記と「磐田駅常備」の文字も入れてあります。
家畜車や豚積車とも異なった車体は編成の中に1両あるだけで大変目立つ存在となります。
★発売は12月以降を予定いたしております。(2024年11月8日記)
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※画像はキットを組み立てたサンプルです。
※本製品は塗装済完成品での発売です。